保管容器

 

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主な容器の種類およびそれらの取扱注意点

開放型の容器

 

デュワー瓶

ガラス製,ステンレス製

開放型(広口,狭口)

蓋が付属することはあっても,密閉はできない

安全機構(弁など)も無い

 

超低温容器(密閉型)

 

可搬式超低温容器

多層真空断熱構造

熱流入量が相対的に大きく,内圧が早く上昇

 

 

 

 

 

超低温貯槽(コールドエバポレーター,CE)

固定型(主に大容量型)

二重殻構造(粉末パーライト断熱材+真空)

内槽:ステンレス鋼

 

デュワー瓶による取り扱い

 

・液体窒素を皮膚に接触させない.

・安全めがね,革手袋,保護衣を使用する.

・一気に移さない(熱衝撃防止).

・常温物を急に入れない.

・新しいガラス容器は特にこわれやすい.

・保管時は水分凍結による開口部分の閉塞や,酸素の濃縮を警戒し,カバーをかける.(密閉厳禁)

 

超低温容器による取り扱い

 

・高圧ガス保安法に適合したものを用いる.

・各弁の役割,使用法を学び,自主管理を行う.

・屋内で使用するときは十分に換気を行う.

・付近 2m 以内は熱源や火気厳禁.引火性,発火性物質を遠ざける.

・規格が適合する圧力調整器を用いる.

・バルブは静かに開閉する.

・充てん容器と残ガス容器を区別して保管.

・ショックを与えない.落下させない.

・水平で,落下物のないところで保管.

・構造上,横倒しにしてはならない.

・転がさない.適した台を使って移動.

・異物混入を避けるために,使い切らずに残圧を残す.

 

コールドエバポレータ(CE)による取り扱い

 

・高圧ガス保安法や一般高圧ガス保安規則に従う.

・管理および点検は,消費者(利用者)が行う.

・配管やホースの異常に常に気を配ること.

 

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