|
Spain Rui Maeda United Kingdom |
スペイン留学レポート1 2005 09 13
現在、私はスペインのテラーサというバルセロナから電車で40分の位置にある閑静な街に住んでいます。カタロニア工科大学という我が京都工芸繊維大学との提携校で、日本人とスペイン人の感性の違いのデータを色彩学という学問体系で取っています。私はINTEXTERという繊維の研究所にて、日夜研究に励んでいます。 実は励んでいると言っても、未だ研究が開始され2日目(9月13日現在)です。スペインに到着してからの1週間はスペインの生活に慣れるため、テラーサの街を散策したり、バルセロナの街を観光したり色々なところに出かけました。 今回はその1週間で感じたことを簡単にご紹介しようと思います。 まず、日本とスペインという国は、みなさんご存知の通りアジアとヨーロッパという遠く離れた国です。京都から、ここテラーサの街まで約17時間くらいかかりました。そのため、文化・気候・人などさまざまな違いがたくさんあります。 最初、スペインに着いてすぐ感じたことは思ったより涼しいということ。たまたま、着いたその日が天気が悪く気温が低かったのもありますが(笑)朝と夜は肌寒いくらいです。昼間は日差しが大変強いですが、少し木陰に入ると涼しいです。日本の暑さと違い、湿度があまりなく大変気持ちのいい日差しです。そして、日照時間の違いも驚くべき点です。まず日の出は朝の7時くらいで、日の入りはなんと21時くらいです。20時ではまだ明るいので、時間の感覚がたまに狂います。そのため、スペインの人たちは帰宅する時間が21時前後ということになります。 次に、文化の違いですが、これは本当に多くて書ききれないくらいです。一番驚いたのは、シエスタという昼過ぎから夕方までお昼寝の時間が存在し、その時間帯は閉まっているお店も多く見られます。さらに日曜日はスーパーマーケットなどの商業施設が閉まっている場合もあります。スペインの人たちは日本人と違い、あまりあくせく働かないようです。日本人の多くの社会人は働くことに一日のほとんどを費やしますが、スペインの方たちは仕事は生活のほんの一部のようです。なぜかというと、スペインのお店のスタッフはたばこを吸ったり、本を読んだり、友達と電話やしゃべったりと本当に自由に仕事をこなしています。そして仕事を早く終え近くのカフェやバールなどでお茶をしたりお酒を飲んで友達と楽しく過ごしているようです。 僕は仕事をするのが好きなので、このようなライフスタイルはあまり向いていませんが、日本人もこのような友達や家族とのプライベートな時間を大切にするこが必要なんではないでしょうか。生きること、生活をするという原点に返るとするとこのスタイルは正しいと感じます。日本人は少し忘れかけているのではないでしょうか。でも、おまわりさんまでタバコを吸うのは止めてほしいですがね(笑) 最後に、人の違いですが、みなさんが思っているほど陽気ではありません(笑)陽気なスペイン人というのはどうやらアンダルシアなどの南の地域の人たちのようです。ここカタルーニャ地方は陽気ではありませんが、大変親切です。さらに街のみんなは「オラ!」と声を掛け合います。最近日本では近所の人とも挨拶を交わさなくなりました。このような軽い挨拶も日本には必要ですね。スペインはよくヨーロッパで一番軽犯罪が多いとと思われがちですが、スペインの人たちではなく一部の移民の人たちのようです。 まだまだ書きたいことはたくさんありますが、本日はこのくらいにさせていただきます。 「Adios!Hasta la vista!!(さようなら、それではまた!)
|