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研究の内容
「研究目的」は次の2つです。
- )高分子多相系の構造とレオロジーの相関を明らかにすること。
- )高分子材料とコンポジットの高次構造と機能を制御すること。
現在の研究題目
「現在の研究題目」は4つです。試料とテーマを簡単にまとめます。
- 非相溶性ポリマーブレンドの構造とレオロジー
- 試料
- a)等方性ブレンド(PS/PMMA,PS/PC,PP/HDPE,PIB/PDMS,PVA/PDMS)
- b)高分子液晶とのブレンド(HPC/PDMS)
- テーマ
- 1) 変形下での界面の形状の観察と界面の異方性の計算
- 2) Doi-Ohta理論による応力の予測と実験データとの比較
- 3) 共連続構造(の粗大化)と粘弾性の関係
- ブロックコポリマーの構造とレオロジー
- 試料
- a)ラメラを形成するスチレン-ブタジエン 星型ブロックコポリマー
- b)シリンダーを形成するスチレン-ブタジエン 星型ブロックコポリマー
- c) Gyroid構造を形成するスチレン-ブタジエン ジブロックコポリマー
- テーマ
- 1) 構造と粘弾性に及ぼす組成と枝数の影響
- 2) 流動(大振幅の振動や定常流動)によるラメラとシリンダーの配向
- 3) Gyroid構造が示す平坦弾性率の解明
- 高分子系コンポジットの構造とレオロジー
- 試料
- a)セラミックス粒子充填ポリマーブレンド
- b)ナノカーボンファイバー、アセチレンブラック充填ポリマーブレンド
- テーマ
- 1) 高分子の相分離構造を利用した微粒子の分散制御
- 2) 構造・粘弾性・導電性・誘電性の関係
- 3) 高性能な電磁波吸収体の創製
- DNA機能フィルム:創製と機能の解明
- 試料
- a) DNA-カチオン性脂質コンプレックス
- b) DNA-カチオン性脂質コンプレックスの紫外線架橋体
- c) DNA-カチオン性脂質コンプレックス/単層カーボンナノチューブ(SWCNT)のコンポジット
- テーマ
- 1) DNAおよびとコンプレックスの粘弾性・導電性
- 2) コンプレックス/SWCNTの構造・粘弾性・導電性・誘電性の関係
- 3) コンプレックス/SWCNTの電磁波吸収体への応用
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過去の研究題目
「過去の研究テーマ」は次の7つですが、継続・発展を考慮中です。
- 高分子の結晶化過程のレオロジー
- 末端反応性高分子のゲル化過程のレオロジー
- ) パーコレーション理論との比較(臨界指数)
- ) ゲル化点におけるフラクタル次元
- ) ゲル構造の自己相似性と力学的自己相似性
- アイオノマーの構造とレオロジー
- サーモトロピック高分子液晶の構造とレオロジー
- アシル化キトサンの構造とレオロジー
- (分岐) ポリマーの一軸・二軸伸長流動挙動
- ) 低密度ポリエチレン(LDPE)の一軸・二軸伸長流動挙動
- ) 分岐ポリカーボネートの一軸伸長流動挙動とブロー成形性
- ) 分岐ポリブチレンサクシネートの一軸・二軸伸長流動挙動と発泡成形性
- ) ポリ乳酸(PLLA)の二軸伸長流動挙動
- ) 軽度に架橋したポリメタクリル酸メチルの一軸伸長流動挙動と熱成形性
- 線状高分子からみあい系のレオロジー
- ) からみ合い系における高分子鎖の伸長と緩和の解析
- ) 二様分子量分布をもつ系のからみ合い緩和の解析
- ) 非線形粘弾性構成方程式の理論的・実験的評価
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