Naka Laboratory, Kyoto Institute of Technology

Outline

 当研究分野では有機合成化学を土台とし、高分子合成、無機合成の手法も積極的に取り入れることで有機無機複合型化合物・錯体 およびナノ複合材料の開拓を行っています。 様々なナノ複合材料に関して、最近では材料系や化学系のみならず機械系や電気・電子系など様々な研究者と扱う対象が重なっていますが、 広い意味における革新的な有機材料を開発するためには、化学反応と化学的相互作用を真に理解し制御するという最も基本的なところを強く意識した化学研究者が必要とされています。 環境調和型プロセスによる革新的な有機無機ナノ複合型材料の開拓を目指して当研究分野では、有機物と無機物との界面における錯形成を含めた化学反応や相互作用の制御という真に 分子レベルでの基礎的な電子授受の手法を探索することを基盤として、独創的な機能分子および材料の開拓を行っています。 これらは機能分子構造を制御するだけでなく、電子の授受による錯形成による分子レベルでの階層構造制御も視野に入れたものです。

Members

Members

平成28年度は卒論生5名+修士1回生5名+修士2回生5名+
研究員1名+研究補助員1名の体制で研究室を運営してます。

研究員松川公洋博士
研究補助員山田真紀
M2田中 進, 中尾優花, 能見勝也, 宮下織人, 山中貴大
M1西山晋太郎, 森本 智, 山澤千恵子, 湯浅颯太, 李麗娜
B4加藤諒一, 川島育生, 佐々木寛, 藤井 駿一, 和田 怜

Staff

教 授 中 建 介

Kensuke NAKA

 教科書から学ぶ論理的な思考は研究を行っていく上で重要です。 しかし、 研究とはこれまで誰も足を踏み入れたことのない未踏の地を切り開いていこうというものですから 時として失敗かと思える論理的思考では解決できない場面に出会います。 答えが見つからないときは 苦しいですがこのときが創造性高い研究や材料開発に結びつくチャンスです。 有機化学とか無機化学 といった分野にこだわらず様々な分野の考え方や手法を取り入れてもがき苦しみ、その壁を 乗り越えた先には誰も見たことのない世界が広がります。 これが研究の醍醐味です。
 実力ある 化学研究者になるために先ず、

  • 自分の合成した物質の同定が“きちんと”でき、
  • 研究に関してディスカッションでき、
  • 論文が書けるように訓練するつもりです。
また
  • 実験室内の安全から地球規模の環境まで配慮できることも重要だと考えています。
Kensuke NAKA

助 教 井本 裕顕

Hiroaki IMOTO

 科学技術が高度に発達した現代において、優れた技術や材料を創り出すためには、様々な分野の壁を越えた広い見識が求められます。 しかし、そのような知識や能力は一朝一夕に身につくものではなく、一つの事象の本質を丁寧に見極めようとする地道な努力が必要だと考えています。 日々の実験で起こること、文献を読んで気が付いたこと、これらを深く追究していくことで自分なりの一つの学問体系を創っていきたいと思います。
 また、研究は一人でするものではなく、多くの人たちと協力し合いながら行いたいと思っています。
研究を通じて繋がった人の輪を大切にしながら、日々の研究生活を楽しみたいと思います。

Hiroaki IMOTO

News

Jul.152016中尾優花の両親媒性POSSの水中自己組織化挙動の論文(大阪工業大学 藤井秀司先生、中村吉伸先生と兵庫県立大学 遊佐真一先生との共同研究)がRSC Adv.にアクセプトされました。
Jun.162016宮内咲奈の炭酸カルシウム薄膜の論文がPolym. J.にアクセプトされました。
Jun.162016石徹白真のヒ素含有MOFの論文がBull. Chem. Soc. Jpn.にアクセプトされました。
Jun.92016加藤拓路のジチエノアルソールの論文がDalton Trans.にアクセプトされました。
Jun.72016石徹白真のアルソールの論文がDalton Trans.のFront Coverに採用されました。
May.252016松川公洋博士が一般社団法人エレクトロニクス実装学会論文賞「無電解銅めっき形成のためのパラジウム触媒含有ポリシルセスキオキサン薄膜の作製」(共同受賞者:手嶋彩由里, 村橋浩一郎, 大塚邦顕(奥野製薬工業株式会社)、御田村紘志, 渡瀬星児, 松川公洋(地方独立行政法人大阪市立工業研究所))を受賞しました。
May.102016田中進の有機ヒ素求核剤の論文がDalton Trans.のFront Coverに採用されました。
Apr.12016国立研究開発法人科学技術振興機構プログラムマネージャーの松川公洋博士が新たにメンバーに加わりました。
Apr.12016石徹白 真のアルソール誘導体の論文がDalton Trans.にアクセプトされました
Mar.182016前川昂之・宮下織人のT8ケージ主鎖ポリイミドの論文がRSC Adv.にアクセプトされました。
Mar.112016田中進の有機ヒ素求核剤の論文がDalton Trans.にアクセプトされました。
Mar.42016石徹白真が大阪府立大学I-Siteなんばで開催された新学術領域研究「元素ブロック高分子材料の創出」第4回合同修士論文発表会において優秀ポスター賞を受賞しました。
Jan.122016入江康行・山中貴大の二成分末端OS核デンドリマーの論文がRSC Adv.にアクセプトされました。
Jan.82016田中進の高発光アルサフルオレン白金錯体の論文(大阪市工研 松川公洋先生、渡瀬星児先生、京都工芸繊維大学 湯村尚史先生との共同研究)がOrganometallicsにアクセプトされました。
Nov.232015凝集有機発光性マレイミド色素に関する論文(Chem. Eur. J. DOI: 10.1002/chem.201501519)(大阪市工研 松川公洋先生、渡瀬星児先生との共同研究)がアメリカ化学会(ACS)の"Cutting-Edge Chemistry"にハイライトとして取り上げられました。
Oct.242015能見勝也の凝集誘起発光性アミノマレイミドの論文(東北大学 三ツ石方也先生、山本俊介先生と大阪市工研 松川公洋先生、渡瀬星児先生の共同研究)がRSC Adv.にアクセプトされました。
Oct.212015前川昂之の二官能性ビスビニルT8モノマーの論文(京都大学 田中一義先生との共同研究)がPoym. Chem.のInside Front Coverに採用されました。
Oct.12015前川昂之の二官能性ビスビニルT8モノマーの論文(京都大学 田中一義先生との共同研究)がPoym. Chem.にアクセプトされました。
Sep.92015石徹白真のアルソールの論文(東工大 冨田育義先生、稲木信介先生と大阪市工研 松川公洋先生、渡瀬星児先生との共同研究)がOrg. Lett.にアクセプトされました
Aug.192015中 建介が日本学術振興会より平成26年度特別研究員等審査会専門委員(書面担当)表彰されました。
Jul.142015安達大輝の複核三重らせんヒ素錯体の論文(大阪市工研 松川公洋先生、渡瀬星児先生との共同研究)がDalton Transactions Hot Articleに選ばれ、Front Coverに採用されました
Jun.82015安達大輝の複核三重らせんヒ素錯体の論文(大阪市工研 松川公洋先生、渡瀬星児先生との共同研究)がDalton Transactionsにアクセプトされました
May.222015入江康行(D3)が姫路で開催されたUS-Japan Workshop on Advances in Organic/Inorganic Hybrid Materials 2015においてRSCポスター賞を受賞しました。
May.192015木崎浩平の凝集誘起発光性アミノマレイミド発光波長制御の論文(大阪市工研 松川公洋先生、渡瀬星児先生との共同研究)がChem.-Eur. J.にアクセプトされました
May.12015入江康行の自立膜形成OSコアデンドリマーの論文がJ. Polym. Sci., Part A: Polym. Chem.のSpotlight Articleに選ばれました
Apr.172015中尾優花の三脚型POSS乳化剤の論文(大阪工業大学 藤井秀司先生、中村吉伸先生との共同研究)がPolymer Journalにアクセプトされました
Apr.12015佐々木愛の論文(京都大学 中條善樹先生との共同研究)がBull. Chem. Soc. Jpn.にアクセプトされ、Selected Papersに選出されました
Apr.12015新たなメンバーが加わりました。
Mar.92015Polymer Journal3月号表紙に両親媒制POSS核デンドロンに関する研究が選ばれました
Feb.132015入江康行の自立膜形成OSコアデンドリマーの論文がJ. Polym. Sci., Part A: Polym. Chem.にアクセプトされました
Jan.232015中村志穂の炭酸カルシウム自立薄膜の論文がLangmuirにアクセプトされました
Jan.62015西尾 隆の光誘起結晶化による炭酸カルシウム複合体合成の論文がJ. Cryst. Crowthにアクセプトされました
Dec.62014木崎浩平の凝集誘起発光性アミノマレイミドの論文がTetrahedronにアクセプトされました
Jul.172014畦崎 光の発光性白金ヒ素錯体結晶多形制御の論文(大阪市工研 松川公洋先生、渡瀬星児先生との共同研究)がInorganic Chemistryにアクセプトされました
Jul.12014井本裕顕先生が助教として着任しました。
Jun.92014前川昂之の二官能性POSSモノマーの論文(京都大学 田中一義先生との共同研究)がChem. Lett.にアクセプトされました。
Apr.12014新たなメンバーが加わりました。
Mar.202014入江康行(D1)が九州大学伊都キャンパスで開催された第14回リング・チューブ超分子研究会シンポジウムにおいてポスター賞を受賞しました。
Mar.82014中村志穂(M2)が神戸大学統合研究拠点コンベンションホールで開催された新学術領域研究「元素ブロック高分子材料の創出」第2回合同修士論文発表会において優秀発表賞を受賞しました。
Feb.122014当研究室の論文がPolymer Journalの2013年12月Download Top 5に選ばれました。(イミダゾリウム末端POSS核デンドリマー)
Dec.62013中村志穂のPOSS核デンドリマーー炭酸カルシウム複合体の論文がLangmuirにアクセプトされました
Aug.132013当研究室の論文がPolymer Journalの2013年7月Download Top 5に選ばれました。(イミダゾリウム末端POSS核デンドリマー)
Jun.72013入江康行(D1)がメルパルク大阪で開催された第2回JACI/GSCシンポジウムにてGSCポスター賞を獲得しました
Apr.12013新たなメンバーが加わりました
Dec.12012HPリニューアルしました
Apr.22012新たなメンバーが加わりました
Mar.212012加藤拓路の発光性白金ヒ素錯体の論文がInorganic Chemistryにアクセプトされました
Nov.12011研究補助員として相上さんが新たなメンバーに加わりました
Jul.142011FADILAさんが退職しました
Jun.252011荒木 斉のダンベル型POSS誘導体の論文がMacromoleculesにアクセプトされました
Apr.42011新たなメンバーが加わりました
Oct.132010研究補助員としてFADILAさんが新たなメンバーに加わりました
Apr.282010田中優香のデンドリマーによる炭酸カルシウム結晶化に関する論文がPolymer Journalにアクセプトされました
Apr.12010新たなメンバーが加わりました
Oct.132009研究補助員として山田さんが新たなメンバーに加わりました
May.182009耐震工事終了し新研究室に移転完了しました
Apr.112009新入生歓迎会
Oct.18-192008京都大学中條研究室とのスポーツ合宿 (マキノ高原・滋賀)
Aug.21-222008研究室旅行(三国温泉・福井)
Apr.72008研究室実験開始
Feb.292008配属生とともに研究室旗揚げ式を行う
Dec.122007研究室HP公開
Nov.12007応用錯体化学研究室旗揚げ